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大分市のごみ収集業務を巡る官製談合事件で、再発防止などに向けて市が設置した第三者委員会は30日、事件当時、大分市長だった佐藤知事を事件の認識などについて聴取しました。
終了後、佐藤知事は取材に「官製談合については認識していなかった」などと話しました。
◆TOS梅田雄一郎記者
「佐藤知事が大分市内の建物へ入っていきます。この後、第三者委員会による聴取が行われます」
この事件は大分市の元環境部長が当時の部下と共謀し、2022年7月に行われた大分市のごみ収集業務の入札の際、受注業者の元監査役に予定価格を事前に教え、落札させたものです。その後の裁判で元環境部長と元監査役はそれぞれ有罪判決を受けています。
こうした中で事件の再発防止などに向けて市は弁護士などによる第三者委員会を設置し調査を進めています。
そして事件当時、大分市長だった佐藤知事に対し30日、第三者委員会による聴取が行われました。聴取は1時間程度行われたとみられ、終了後に佐藤知事が記者団の取材に応じました。

◆佐藤知事
「私が市長時代に発生した事件でありますから、第三者委員会のヒアリングに対応するというのは、責任があると思って出席をしました。(官製談合事件について)認識していませんでしたと答えましたけれど、中身は第三者委員会の方に聞いてもらいたいなと思います」
その上で佐藤知事は、「第三者委員会には事件がなぜ発生したかを明らかにしてほしい」と話しました。
聴取の中で元監査役に関する質問はなかったということです。
第三者委員会は今後も調査を続け11月中旬には報告書を大分市に提出する予定です。

 
                             
                             
                             
                             
                            